すずめすずなり -1K賃貸グラフィティ-

あるアパートが舞台の面白い漫画「すずめすずなり」を紹介します。

アパートもの(?)の漫画は数多くありますが、こちらも負けず劣らずアットホームで面白い漫画です。

 

一風変わった入居条件があるのも見どころの一つです。

作者:秋山はる様 出版社: 講談社 (2005/7/22)

すずめすずなり 内容

 

コーポ白百合

築10年 洋室6帖 1Kアパート 全室南向き日当たり良好

駅近徒歩10分 新宿までトータル30分

コンビニ近し 2口ガスコンロ 室内洗濯機

・・・追記

コーポ白百合の入居条件

「朝6時半からの朝食に出席できること」

 

すずめすずなり キャラクター

 

 

コーポ白百合

橋本修二郎 203号室

1人暮らしを始めて8年の社会人。

あまり要領がよくなく、ささいなことで落ち込んだりテンパったりしてしまう。

同期の福田に片思い中だが、その思いとは裏腹に嫌われてしまうような失敗ばかりする。

ふくらはぎフェチである。

 

今村多恵子 103号室

百合子の娘。14歳。

201号室の美代と仲が良く、漫画を借りたり相談にのってもらったりしている。

修二郎に好意を寄せているが、思春期の為か相手の言動を深読みしすぎて落ち込んだり悩んだりしてしまう。

少女漫画が好きで美代に借りて読んでいる。

 

坂巻美代 201号室

OL。彼氏あり。

アパートにいるときはノーメイクパジャマ姿だが出社時には別人のようである。

修二郎が初めてメイク後の姿を見たときは、誰かと思ったと感想を心の中でつぶやく。

朝食の場で誰かが失言をしたときにフォローするなど意外と空気が読める面もある。

 

今村百合子 102号室

大家で翻訳家の女性。多恵子の母。

柔らかな物腰に反して底が知れないするどさを持つ。

毎日の朝食の出席のルールは旦那が発案した。

 

小田 202号室

大学生。

美代と仲が良く、朝食の場でからかい合っている。

真面目な性格で勉強に日々勤しんでおり、理屈っぽい面がある。

小説家志望。

 

磯部 104号室

50代会社員。

アパートの庭を百合子に借りて野菜を育てている。

 

修二郎の会社

福田

修二郎の同期で想いを寄せる女性。

母を早くに亡くしている。

中学生の妹がいる。

 

鳥飼

修二郎の同期。

修二郎が福田に好意を持っていることをなんとなく察している。

大塚と共に福田との仲を取り持つ。

 

大塚

お団子メガネ。

同じく修二郎の同期であり、同期の4人で行動することが多い。

 

すずめすずなり 感想

 

アパートがメインの舞台となっている作品です。

有名な他作品としては、ひだまりスケッチ、めぞん一刻、大家さんは思春期などでしょうか。

この作品はコーポ白百合という小さいアパートで日々繰り広げられる、日常的なヒューマンドラマです。

 

コーポ白百合の外観を見ると、1階4部屋、2階4部屋の計8部屋があります。

そのうち101号室が朝食の場となる食堂になっています。

部屋一つを食堂で使ってしまうという贅沢。

 

作中では・・・

101号室が食堂

102号室が百合子の部屋

103号室が多恵子の部屋

201号室が美代の部屋

202号室が小田の部屋

203号室が修二郎の部屋

となっています。

 

磯部の部屋がわからなかったのですが、作中で1階の部屋から出社する場面があったことから104号室だと思われます。

204号室は謎の空き室・・・ですかね。

 

すずめすずなりの見どころとポイント

 

ポイント1

小中学生くらいのころに年上の異性に憧れたことはありませんか。

多くの人は経験したことがあるのではないでしょうか。

大人になってみると、微笑ましい思い出に過ぎませんが現在進行形の本人からすると真剣そのものです。

 

多恵子の修二郎に対する気持ちは大人から見れば可愛らしく微笑ましいもので、母親の百合子も含め周囲の大人たちも優しく見守っています。

知らないのは修二郎本人のみというよくある設定です。

本作では途中で気づいてしまうのですが。

 

また、最初は修二郎と言葉も交わせず走って逃げてしまう多恵子が、徐々に話せるようになっていくところも見ていて微笑ましいです。

いけないことではありますが、つい応援したくなります。

しかし、本作の主人公の修二郎はヘタレで不器用ではありますがしっかりした大人なので安心してみていられます。

 

ポイント2

くだらないことでずっと悩み抜いて行動してみたものの、失敗してしまい後で思い返して悶絶する。

まさに思春期。

 

まぁ思春期の多恵子に負けず劣らず修二郎もよく失敗し、悶絶しています。

そんな二人の言動が思春期のころの自分を思い出させ、より身近に感じて感情移入してしまいます。

でも、よく考えたら大人になった今でも修二郎のように後で思い返して「あああぁぁぁあ」ってなることありますね・・・。

誰でもそうだと思います。(思いたい)

 

ポイント3

そして、なんといっても住人みんなで朝食をとるアパートで生活するというのに憧れます。

アットホームなコメディドラマのようで・・・。

作中の住人達は仲が良くて楽しそうです。

 

現実は違うとはわかっているのですが憧れは止められません。

実際は隣の住人の顔すら知らない、というパターンが多いですからね・・・。

 

だからこそ、せめて作品の中だけでも追体験したい。

とても悲しいですが・・・。

 

まとめ

 

すずなりとは。

すずなり【鈴生り】

① 果実などが、神楽鈴のようにいっぱいに群がってなっていること。
② 人が一か所に大勢群がっていること。 「 -の見物人」

大辞林 第三版より

他に雀の鈴なりや鈴なり雀で検索すると、木に止まった雀がまさに鈴なりになっている写真が見れます。

 

この作品のアパートの住人たちも雀の鈴なりのように生活しています。

タイトルはこのような感じで付けたのでしょうか。

 

この作品を読んでいて、3巻までで終わってしまったことをとても残念に思います。

個人的にはアニメ化作品、くらいのレベルに面白く読めたからです。

かといって、中途半端で終わっているわけではありません。

住人の1人が引っ越してしまったりすることはあるものの、これからもコーポ白百合の生活は続いていくんだなぁと思えるラストでした。

 

本当にもっと読みたいと思う作品が世の中には多すぎます。

 

すずめすずなり コミックス情報

 

作者:秋山 はる様

全3巻 完結

 

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作者:秋山はる様 出版社: 講談社 (2005/7/22)
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