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漫画

惨殺半島 赤目村 -閉鎖された村で起こる惨劇-

のどかな風景の村で起こる惨殺劇を描いた作品「惨殺半島 赤目村」の感想です。   作中の舞台となる赤目村は日本神話とそのアレンジをベースにした伝承が残り、半月後に大神の怒りを鎮める古式に則った奉りが行われるという設定となっています。   一見のどかな赤目村に赴任してきた医師・三沢勇人が巻き込まれる惨劇とはどういったものなのか。 設定なども含め簡単に説明していきたいと思います。 惨 […]

ブラックティガー -スーパー西部劇-

アメリカ西部開拓史の物語で、一般的には西部劇と言われるジャンルを「こち亀」の秋本治さんが描いた作品です。 有名な西部劇の漫画は他にもありますが、ブラックティガーは他にはない魅力があります。   西部劇というと、日本の時代劇と同様になんとなく古いイメージがあるジャンルです。 しかし、他では味わえない浪漫があるジャンルでもあります。   浪漫あふれる時代を描いた「ブラックティガー」 […]

バイオハザード -マルハワデザイア-

日本制作のゾンビコンテンツの中でも抜群の知名度を誇る「バイオハザード」シリーズの公式漫画版第1作目です。 本作の時系列としては、バイオハザード6の直前のストーリーで、登場するB.O.Wは6のプロトタイプ的なものとなっています。   公式の漫画だけあり、クリスをはじめとするゲームに登場するキャラクターも登場します。 ゲームとは少し趣が異なる漫画版バイオハザードの面白さとはどういったものなの […]

赤赫血物語 -吸血者に全てを奪われた者の復讐譚-

吸血鬼・ヴァンパイアのような吸血者と呼ばれる種が人間を支配する世界の作品「赤赫血物語」を紹介します。 赤赫血物語と書いて「あかあかとした血のものがたり」と読むようです。 私はヴァンパイアものが大好きなので、楽しく読ませていただきました。   アマゾンのレビューではスタイリッシュな彼岸島とも呼ばれているようです。 個人的には、ヴァンパイアものという共通点以外はあまり似ていないと思っています […]

カコとニセ探偵 -天才探偵と地縛霊の異端ミステリー-

探偵漫画といえば「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」が有名ですよね。 両者に共通するものは以下のような手法です。 例えば、作品中で事件(犯罪)が起きるが、その犯人が誰なのか、また動機が何なのか、あるいはまた どのように犯行を行ったのか、ということなどが読者にとって隠されたまま(謎のままに)物語が展開し、作品の最後のあたりで謎が解き明かされる(種明かしがされる)、といった作品である。ミステリーで […]

甘く危険なナンパ刑事 -金と女が大好きな面白刑事-

ドラマ化された「今日から俺は!!」の西森博之様が描く刑事モノの漫画です。 この作品は西森さんの初の週刊連載とのことですが、現在と比べてもなんら遜色がない面白さがあります。   他作品も同じですが、たまに読み返したくなるほど面白い漫画です。 甘く危険なナンパ刑事 内容   千葉北西警察署に配属された新人刑事 相沢光司 は軽薄で無責任なナンパ刑事。 この世の金と女は全部自分のもの。 […]

ラヴァーズ・ハイ -恋人たちのハイテンションギャグコメディ-

ガンガンONLINEで以前連載していた「ラヴァーズ・ハイ」という作品をご存知ですか。 5年程前に連載していたと思うのですが、当時私はラヴァーズ・ハイの更新が楽しみだった記憶があります。   ガンガンONLINEの他作品といえば、アニメ化された「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」「月刊少女野崎くん」「田中くんはいつもけだるげ」などが有名どころでしょうか。 この作品「ラヴァーズ・ハ […]

鳥葬のバベル -巨鳥に食い殺されたはずの人々が生き返る-

読むとぐいぐい引き込まれる漫画「鳥葬のバベル」の感想です。 こういう雰囲気の漫画、好きです。   読み始めると一気に最後まで読んでしまう魅力があります。 その魅力を見ていきましょう。   鳥葬のバベル 内容   20年前の事件で両親を失ったが、現在は平穏に生きる加瀬宗助。 ある日花火を見るため恩人の駿河の家へ向かったが、宅内で謎の巨鳥・サンダーバードに駿河が食い殺され […]

すずめすずなり -1K賃貸グラフィティ-

あるアパートが舞台の面白い漫画「すずめすずなり」を紹介します。 アパートもの(?)の漫画は数多くありますが、こちらも負けず劣らずアットホームで面白い漫画です。   一風変わった入居条件があるのも見どころの一つです。 すずめすずなり 内容   コーポ白百合 築10年 洋室6帖 1Kアパート 全室南向き日当たり良好 駅近徒歩10分 新宿までトータル30分 コンビニ近し 2口ガスコン […]

水域 -雨の止まない村と雨の降らない町-

蟲師の漆原友紀さんの「水域」を紹介させてください。 全2巻と短い作品ですが、自然の描写と人々の想いが印象深い作品です。   少し早いですが、私は夏が来るたびに思い出して読み返したくなります。   水域 内容   盛夏。 日照り続きで給水制限中の町で意識を失って倒れた千波は、雨の止まない村の夢を見る。 時間が止まったかのような村で、千波はおじいさんと少年に出会う。 &n […]